骨が好きなので行って来た。山中俊治ディレクション。ICCの感じのインタラクティブアートや工業製品、エルネスト・ネトなど現代作家の作品ありでテーマの「骨」をそれぞれの作家がそれぞれの着眼点で掘り下げていて、内容の濃いものだったと思う。工業製品を人の思考の骨組み、骨格ととらえ数多く見せてくれた今回の展示は、工業製品の生命力を感じるかのような面白い体験であった。以下印象に残ったもの。
緒方壽人 + 五十嵐健夫「another shadow」
自分の影の動きが違う生物になったようで不思議な感覚。私はそんな動きしないようあわわ。て。takram design engineering「Phasma」形としての生物をロボットで作るのではなく、動物らしい動きを表現する事でよりリアルな生物を作っていた。実物は残念ながら動かなかったが、ビデオでの紹介で動いている「Phasma」は全く工業製品なのに、生きている虫のように魅力的な動きをしていた。
エルネスト・ネト「Mientras estamos aquí(私たちがここにいる間)」
この展示で唯一柔らかい印象。木が骨,薄い皮膜のような布が皮膚を思わせ、またその中に入る事が出来て、包み込まれるようだ。
前田幸太郎「骨蜘蛛」
蜘蛛の外骨格を内骨格で作っている発想が面白く,形もとてもいい。
玉屋庄兵衛 + 山中俊治「骨からくり『弓曵き小早舟』」人形のフォルムがとても綺麗。明和電機「WAHHA GO GO」狙い通りに笑わせられてしまった。笑う、それだけのものなのにとても洗練された形体で、そのギャップの表現の仕方にセンスを感じた。
慶應義塾大学 山中俊治研究室「Flagella」
単純な構造ながら引きつけられる動き。
MONGOOSE STUDIO「Galvanic Frame」これに座ると椅子が「ひいい」と言っているように感じて、無機質な工業製品が生物のように思えてくる。今後も椅子に座る時に、たまにこれを思い出して、私の体重を分散させるべく頑張る椅子の独り言を想像しそうだ。
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